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写真:導入事例 - 歩道(甲州街道)の利用

導入事例-歩道(甲州街道)の利用歩行者が利用する幅員と自転車駐車場スペースの両方を確保


渋谷区 甲州街道代々木第一・
第二自転車駐車場

NCDは街全体の駐輪問題を解決する総合コンサルティングパートナーとして渋谷区の30カ所を越える駐輪場を導入し、管理・運営してきた。平成17年度には道路法施行令が一部改正され、歩道上に駐輪場を設置できるようになった。渋谷区は平成19年からあおい通りの歩道上に自転車と二輪車の駐輪場を導入し、一定の効果を挙げている。そこで、今回あおい通りより新宿駅南口に近く、放置自転車が問題視されていた甲州街道に着手することになった。

あおい通りの成果が信頼感を深めた

あおい通りと甲州街道は新宿駅と繁華街に近いこともあり違法駐輪が数多く、地元の町会・商店会は長い間頭を痛めていた。渋谷区と国交省への陳情が実を結び、歩道上に自転車駐車場設置の許可がおりた。まずはあおい通りに着手。バイクの駐車場も併設したところ、整然と並ぶバイクがあるせいか、バイクの出入りの妨げになってはいけないという意識が働くようで自動車の違法駐車が減るという思わぬ効果もあった。
関係者の間で、ラックを設置した駐輪スペースを作ることは放置自転車対策として効果があるだけではなく、人々のマナー向上にもつながり、街を暮らしやすく変えていく力もあるという認識が高まった。
この実績が地元町会・商店会、渋谷区からも認められた。甲州街道での対策実施にNCDが協力するのは自然な流れだった。

甲州街道の歩道利用に思わぬハードルが

甲州街道の歩行者の多さは日本でもトップクラス。通行人が必要とする歩道の幅の確保を求められた。NCDは、渋谷区・国交省と協議の上、歩道上の植樹帯の一部を駐輪スペースにする案を提出した。ただし、雨水対策と植樹ができるように道路側に土の部分を残す設計にした。駐輪スペースにフラワーポットを置き、地元の方たちに好きな花を植えていただけるようにもした。植樹帯から一時撤去したグリーンは渋谷区内の別な場所に移植され、区内のグリーンの量を減らさずにすんでいる。
歩行者が歩くスペースと駐輪スペースの両立に成功した甲州街道の事例は、環境と調和する一つの方向性を示したともいえる。


地域の特性を考慮した料金設定も提案

NCDが甲州街道とあおい通りの両方を管理することで、より適切な運営が実現している。例えば駐輪場利用者の誘導に関しても、様々なデータを元に駅からの距離に応じ、駐輪場の料金を3種類に分けて設定するなど、駅前だけに自転車が集中しないよう策を講じている。利用者は使用目的に応じて料金の安いあおい通りや、急ぎの場合は高くても駅近くを利用するなど使い分けるようになったのだ。駐輪場を単体で捉えるのではなく、日本有数の繁華街を抱えている地域全体の特性を視野に入れた運営を行うNCDだからこそできたといえる。
道路法施工令の改正以降、豊島区(白山通り)を始め、板橋区、港区、新宿区、大田区、品川区と歩道利用の駐輪場は増える傾向にある。今後も、NCDは自治体、地元町会、商店会と町を暮らしやすくするパートナーとして駐輪場整備に力を注いでゆく。

DATA
導入事業者渋谷区
導入場所

〔施 設 名〕甲州街道代々木第一・第二自転車駐車場
〔住  所〕東京都渋谷区代々木
〔沿線/駅〕新宿駅(JR・小田急・京王・東京メトロ・都営地下鉄)

導入時期平成22年3月
導入機種Aロック 自転車229台
運営タイプ機器持込タイプ

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