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写真:導入事例 - 公開空地の利用

導入事例 - 公開空地の利用「公開空地」の放置自転車問題を行政と民間が手を携えて解決

写真:イオン東神奈川店
写真:上から見た写真
横浜市神奈川区
大型商業施設 イオン東神奈川店駐輪場

JR東神奈川駅前のイオン東神奈川店周辺の公開空地には、約800台の自転車・バイクが放置されていた。「公開空地」という性格上放置自転車を土地所有者であるイオン東神奈川店も行政側も有効な放置自転車対策を打てずにいた。しかし、イオン東神奈川店と地域住民が放置自転車対策を求め、行政側も思い切って制度を改正しその望みに応えた。民と官が手を携えての公開空地の放置自転車対策はどのような展開を見せたのか。

「公開空地」が不法駐輪の巣に

JR東神奈川駅前のイオン東神奈川店の「公開空地」には約800台の自転車・バイクが放置されていた。ここでは、利用者が駐輪するのに加え、駅前という立地から駅利用者の自転車やバイクが数多く駐輪していた。そのため、駅利用者、施設利用者、近隣の公会堂利用者など多くの歩行者の通行スペースを阻害し、災害時の安全な非難や緊急車両の進入にも悪影響を与えることが予想されるにいたった。

なぜ「公開空地」に不法駐輪が増えるのか

写真:看板+自転車

「公開空地」とは、簡単に言えば“建物の周りに確保されたオープンスペース”のことで、この有効面積に応じて、建物の容積率の割り増しや高さ制限の緩和を受けることができる。周囲を塀で囲ったり、常設的な建築物を設置したりすることはできず、一般に開放され、歩行者が自由に通行できるようになっていなければならないのである。このような制約があるために公開空地の管理者であるイオン東神奈川店も駐輪施設を設置するなど有効な手を打てなかった。しかし、民地であるため行政側が放置自転車撤去などを行うこともできなかった。その空隙を縫って、放置自転車が増え続けていたのである。

民間の要望に行政側が動き官民協働の取組みが実現

イオン東神奈川店と地元住民は話し合いを続け「公開空地」の放置自転車問題解決を探った。しかし、民間の力だけでは糸口が見つからず、自治体にも前向きな対処を望むように働きかけるにいたった。その努力が実を結び、平成18年4月横浜市が「横浜市市街地環境設計制度」改正を行い、『違法駐輪が多く発生しているなど一定の条件に該当した場合、公開空地での公共的な駐輪場整備が可能』になった。 こうしてイオン東神奈川店は積極的に駐輪問題に取り組むことができるようになり、NCDに相談を持ちかけた。NCDはイオンの他店舗での駐輪場運営を成功させており、その実績が見込まれて、イオン東神奈川店の公開空地での駐輪場も担当させていただいた。

駐輪場整備にNCDのノウハウが活かされる

写真:駐輪する母

NCDは駐輪場を設ける場所が公開空地であることから、「歩行者の通行スペースを確保する」「消防用地の確保」「緊急車両通行を考慮」などの制約を十分に考慮した設計を行った。周囲の景観も配慮し、公開空地の階段の曲線など元々のデザインを生かして駐輪機を配置した。また、公開空地には緑の空間を維持するという制約もあるため、プランターを数多く併設し、植栽も充実させた。この間の設計から施工までをNCDがイオン東神奈川店と行政側とも十分に話し合った上で進めたのである。数多くのエコステーション21を設置してきたノウハウが、両者の信頼を勝ち得、制約が多い中でも使いやすく便利な駐輪場を生み出した。

同様な課題を持つ他地域の公開空地への展開が望まれる

写真:上からみた写真

今回の事例は、「公開空地」という独特の性格を持つ土地でも放置自転車問題が解決できる格好のケースとなった。放置自転車は激減し、「歩行者の通行スペースを確保する」「消防用地の確保する」など、公開空地本来の役割も果たせるようになった。公開空地問題を解決するには、自治体側と土地所有者の「協働」が必要だ。イオン東神奈川店では、駐輪問題を数多く解決してきたNCDのエコステーション21が、自治体と土地所有者の要望に一番望ましい設計・施工を提案できたので問題解決に結びついたといえそうだ。駐輪問題に悩む「公開空地」の所有者の方々に、NCD「エコステーション21」のシステムが参考になれば幸いである。

DATA
導入事業者 イオン東神奈川店
導入場所

[施設名]イオン東神奈川店

[住所]神奈川県横浜市神奈川区富家町1

[沿線/駅]JR京浜東北線東神奈川駅

導入時期平成19年 4月
導入機種 Aロック(400mmピッチ) NBロック 自転車472台・バイク79台
運営タイプ機器持込タイプ

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